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◆広東省パーティー 先週の金曜日は、広東省の学生達の学生パーティーに招待してもらいました。 私が担当している学生の中に、広東出身の学生は4人。 広東省に限らず、各出身地でサークルがあるようです。 学部を越えて、そして中には他大学の学生が集まることもあるとのこと。 今回の広東省のパーティーにも、近くの大学の学生達が来ていました。 パーティーと言っても飲食はなく、先日の一年生のパーティーのように、歌やダンスや劇などの出し物系です。 ・・・それにしても・・・言葉がわからないっ! 広東省出身の学生達なので、話す言葉はほとんど広東語。 歌の歌詞も広東語。 何だか不思議な空間でした。 方言については、また改めて日記に書きたいと思います。 ◆一年生餃子パーティー 昨日の夜は、一年生の担当クラスの餃子パーティーに参加しました。 前期の授業が終わりに近づいた期末試験前のこの時期は、よくクラス内でパーティーが行われます。 パーティーに、餃子は欠かせません。 餃子の皮と餡は市販のもの。 教室に電気コンロと鍋を用意して、皆で包みました。 お店で食べる餃子もおいしいですが、皆でワイワイ言いながら包んでできたてを食べる餃子は格別☆ 基本的に、中国の北の地方では新年に餃子を食べる習慣があります。 ・昨年の嫌な事を餃子に包んで食べてしまう。 ・餃子の形は、中国の昔のお金の形に似ているので、食べると一年お金に恵まれる。 ・・・などの理由があります。 餃子の中にお金のコインを入れたり、唐辛子だらけの餡を入れたりして、運を試すということをする場合もあるそうです。 唐辛子入り餃子・・・一見バツゲームのようですが、実はこれは「当たり」。 中国では、「赤=縁起がいい色」なので、唐辛子の赤が当たったのは縁起がいいんですって(驚) 残念ながら唐辛子入り餃子は当たりませんでしたが、餃子も食べたし来年は私もお金持ちになれるでしょうか☆
この時期、クラス対抗の試合が行われます。 1年生は綱引き、2年生はバスケの試合でした。 大縄という年もあったとのこと・・・バラエティー豊かですねぇ。 1年生の綱引き大会は、各クラス15人ずつ参加します。 男子学生は5人まで。 三試合して、先に二勝した方が勝ちです。 クラスの親睦を深めるためのレクリエーション・・・なんて軽々しいものではありません。 どのクラスも基本勝つ気満々、本気真剣勝負です。 円陣を組んで「絶対勝つぞー!おぉーー!!」と気合入れ。 笛の音と共に、それはもう、ものすごい形相で綱の引き合います。 応援もかなりのもの。綱が動くと同時に、応援チームもごっそり移動します。 担当クラスの試合があるということなので、見学に行きましたが、去年同様すごいパワーに圧倒されました。 ちょっと見学・・・のつもりが、気づいたら熱の入った応援になっているので不思議です。 勝った後は、みんなでハイタッチ&円陣。私も仲間入り。 1年生なのでまだまだ全然日本語が話せませんが、綱引きのおかげで交流できました。 ちなみに、「がんばれ」は中国語で「加油(jia you)」と言います。 ガソリンスタンドも「加油站」です。
落ち込んでいる相手を励ますのは難しい。 自信を持てない相手の不安を取り除くのは難しい。
目の前に迫ってくるプレッシャーの大きさがわかっているだけに、口先だけで勇気付けることもできません。
最後はやはり、自分を信じることが大切でしょう。 教師は黒子。できることといったら、学生が全力を出せるサポートをすることぐらいです。 だから、「不安だ」と連絡を受けたら、何時でも飛んでいきますよ!
・・・というわけで、夜にタクシーを飛ばして学生のもとへ行きました。 話を聞いて、私なりのアドバイスをして、冗談を言って、大笑いして、先ほど帰宅。
人事を尽くして天命を待つ。
最大限の努力はしたはず。 学生達が自分はやるべきことはやったと思っていますように!
今週月曜日は一年生の入寮日でした。 昨日(火曜日)は、色々な手続きをする日だったようで、書類を持って移動したり、軍服のサイズを確認したりする新入生の姿が。 校内でも、至る所で「熱烈歓迎」などと書かれた赤い垂れ幕を見かけます。 遠く離れた故郷から、はるばる西安に来た学生も少なくありません。 これから始まる4年間の全寮制の大学生活。 期待と不安とやる気と寂しさと・・・きっと色々な思いが入り混じっているはず。 付き添いの両親の姿もたくさん見かけました。 新入生は15日(土)から15日間の軍事訓練を行い、10月上旬から授業開始です。 今日は、一年生(約250人)と一年生を担当する教師の対面式がありました。 ・・・といっても、名前を紹介されるだけですが。 恐らく、ほとんどの学生にとって、私達日本人教師は初めて目にする「日本人」だったと思います。 新二年生に、一年前のことを聞いてみると、対面式のことはよく覚えていると言っていました。 今年は、どんな印象だったのかな・・・(ドキドキ;) いつか聞いてみようと思います☆ ※去年の対面式は学生は軍服姿でしたが、今年は私服でした。
新入生は入学後に「軍事訓練」というものがあります。
1グループが30人ぐらいで、それぞれに軍人の指導教官がついているようです。 行進、武術(?)の練習、隊列づくり・・・ など、軍事・・・というより集団意識づくりのような印象。
連日、早朝から イー!アール!!サン!!!スー!!!! (一!二!!三!!!四!!!!) という掛け声が聞こえてきたり。 夜は9時を過ぎても、拡声器からの教官の声が響いていたり。 運動会の行進時にかかるような音楽が延々流れていたり。
私の寮がある旧キャンパスに住んでいる学生は、専科生。 授業をしている新キャンパスに住んでいる学生は、本科生。 私が働いている学校では、専科生の軍事訓練姿はジャージですが、本科生は緑の軍服を着ます。 去年の新入生と教師の対面式の際、数百人の学生全員が軍服で、かなりの圧倒されました(汗)
そんな軍事訓練は9月下旬まで続いて、1年生の授業開始は10月から。 おかげで1年生の授業はかなり急ぎ足になります。
軍事訓練・・・日本の学校では絶対に見かけない光景です。