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5月1日(火) 晴れ
9:00 出発 市の中心から約一時間ほどバスで行ったところにある「咸陽国際空港」へ。 飛行機に乗る・・・のではなく、空港から車で10分のところにある「周陵」へいくためです。 タクシーの運転手に「周陵(zhou ling)」と「昭陵(zhao ling)」を間違えられて、かなり遠回りになってしまいました。 周陵には、周の文王と武王のお墓と廟があり、お墓は小高い山になっています。 1月の旅行で訪れた時は全く人がいませんでしたが、今回は少しだけ見学に来ている人もいました。 お墓ということでご冥福をお祈りするため、武王陵の上で手を合わせていたら、下で畑仕事をしていたおじさんに「あそこで何をしていたの?」と不思議がられました。 14:30 「鐘楼」に到着。街の中心部なので普段の土日も人通りが多いですが、メーデーということで、この日の混雑はすごいものでした。 鐘楼から南へ行った通りでお昼ご飯。ナイチャ(ミルクティー)がおいしくて、軽食もとることができるお店です。時々使っています☆ 15:15 西安城壁の南門からバスに乗り、市街地の西南へ。目的地は「鎬京遺跡/豊京遺跡」と「西周車馬坑」。 ★鎬京遺跡/豊京遺跡・・・文王と武王が遷都して都をおいた場所。
★西周車馬坑・・・西周時代の馬車がそのままの形で発掘された場所。車輪や馬の骨もそのまま残っているとのこと。
どちらも観光地と全くの無縁なので、もちろんガイドブックにも載っていませんが、私達の直感によるとこの二つは近くにあるはずなのです!たぶん。。。地図に「鎬京」という駅があるので、そこで降りてみることにしました。 バスに揺られること50分・・・途中から大変な田舎道になってきました。バス停の表示もあるのかないのかわらない(汗)「鎬京」で降りてみると・・・デコボコ道の両側に店が少し並んでいるだけで何もない。。。 途方に暮れている暇もないので、会う人会う人に聞きまくり、やっと三輪バイクタクシーの運転手が「鎬京、わかるよ」とのことなので、連れて行ってもらうことにしました。(2人で4元) ・・・が、着いたところは「鎬京観」という仏教と道教と儒教を全部混ぜ合わせたような不思議な建物(無料)でした。まぁ、貴重なものが見られたので、これはこれでラッキーです☆
この鎬京観の前に座っていたおじさん3人から、「西周車馬坑」は302のバスの馬王駅にあるという、すばらしい情報を入手致しました!!
早速302のバスに乗り込み、馬王駅へ。(といっても、どこで降りたらいいのか見当がつきません;) 馬王方面へバスが向かっている途中、畑の中にポツンと一つの石碑が目に入りました。 その石碑には・・・ 鎬京遺跡 と書いてあるではありませんかっ!! あぁー!と思っている間にバスはどんどん進んでいきます。 そして、また石碑発見! 豊鎬遺跡 (*鎬京遺跡と豊京遺跡を合わせて豊鎬と言うそうです) !!!! 豊鎬遺跡の石碑近くでバスが止まったので、すぐさま下車しました。予定変更。「馬王」へは日を改めて再チャレンジです。 現在は麦畑が延々と続いているだけですが、今から3000年以上前に、ここに都があったのです。 夕暮れ時の麦畑を眺めながら散歩していたら、いつの間にか1時間以上歩いていました。 砂埃と汗と日焼けでボロボロになりましたが、忘れられない時間になりました。 この日は自分の動体視力に乾杯です☆ そして、いろいろと道を教えてくださった方々に感謝☆☆