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日本と同じく、中国でも今日は「仲秋節」です。 秋の美しい月を鑑賞する・・・というのは同じですが、日本とは違う習慣もあります。
日本の月見だんごの代わりに、中国で食べるのは「月餅(げっぺい)」。 木彫りの模様をつけた皮に、中に餡が入ったお菓子です。 中の餡は実にさまざま。 小豆、アーモンド、クルミ、栗、果物、干しぶどう、肉、卵黄、ミルク風味・・・ 最近香港などでは、チョコレートやコーヒーの月餅まであると聞きました。 (西安ではまだ見かけません;) この日は、一家揃ってご飯と月餅を食べる・・・という一家団らんの日でもあるそうです。 丸い形の月餅には、家族円満の意味があるとのこと。
月餅には、大きく分けて広式(広州式)月餅と蘇式(蘇州式)月餅の2類があるそうですが、よく見かけるのは広州式です。 そういえば、私が初めて本格的な月餅と出会ったのは広州でした。
日ごろお世話になっている人に月餅を贈るという習慣もあって、スーパー、パン屋、露店・・・この数週間あらゆるところで月餅が売られていました。 スーパーの入り口には巨大月餅のバルーンまで登場し、まさに月餅祭り!
私も、学校の事務所、学生達から月餅をいただきました。 一人ではとても食べきれない!当分楽しめそうです・・・。
肝心な月。西安の空では、雲に隠れながら時々顔を出しています。
※授業で「日本ではススキを飾る」と言ったら、なんでそんな物を!と不思議がられました。飾らないんだなぁ・・・ススキ。
西安には「地下」があまりありません。 デパートの地下はもちろんありますが、地下道は街の中心部にあるぐらい? 地下が少ないのは地盤の問題もあるようですが、何よりも掘ったら次々と色々な物が発掘されるという理由もあるようです。
そんな西安に、夏ごろから「地下鉄建設」という一大プロジェクトが進められています。 西安中心部の朝晩のラッシュ、西安駅周辺の渋滞はかなり深刻。 南北一直線に地下鉄を走らせることで、渋滞緩和を考えているようです。 完成は2011年・・・だそうですが、絶対に予定通りにはいかないんでしょうねぇ。
更に、9月に入ってから寮があるキャンパスのグラウンドがどんどん掘り進められています。 こちらは、グラウンドの下に地下駐車場をつくる計画とのこと。 確かに、学校周辺や学内にはすごい量の車が止まっています。 夜になると、歩道まで車が占領しているので、こちらも現状は深刻です。
地下鉄・地下駐車場の完成も気になりますが、私としてはこの工事で発掘されるかもしれない物・・・もかなり気になるところです。 実際、以前、中国人の先生方が住んでいる建物の工事中に、唐の時代の宮廷使用人(?)の骨が大量に出てきたと聞きました。 でも、いちいち残していたらきりがないということで、調査団が来て色々調べた後、埋めてしまったそうです! 街中には、そんな埋め戻された歴史、まだ眠ったままの文物がたくさんあるんでしょうか。。。
グラウンドから新しい遺跡が発見されたらどうしよう・・・ 青銅器が出てきたらどうしよう・・・ などと考えながら、今日も買い物の帰りに工事現場の穴を覗き込んでしまいました。
今週月曜日は一年生の入寮日でした。 昨日(火曜日)は、色々な手続きをする日だったようで、書類を持って移動したり、軍服のサイズを確認したりする新入生の姿が。 校内でも、至る所で「熱烈歓迎」などと書かれた赤い垂れ幕を見かけます。 遠く離れた故郷から、はるばる西安に来た学生も少なくありません。 これから始まる4年間の全寮制の大学生活。 期待と不安とやる気と寂しさと・・・きっと色々な思いが入り混じっているはず。 付き添いの両親の姿もたくさん見かけました。 新入生は15日(土)から15日間の軍事訓練を行い、10月上旬から授業開始です。 今日は、一年生(約250人)と一年生を担当する教師の対面式がありました。 ・・・といっても、名前を紹介されるだけですが。 恐らく、ほとんどの学生にとって、私達日本人教師は初めて目にする「日本人」だったと思います。 新二年生に、一年前のことを聞いてみると、対面式のことはよく覚えていると言っていました。 今年は、どんな印象だったのかな・・・(ドキドキ;) いつか聞いてみようと思います☆ ※去年の対面式は学生は軍服姿でしたが、今年は私服でした。
中国では今日は「教師節」=「教師の日」だそうです。 教師に感謝をする日・・・ということで、 高校まではこの日は休日だったという学生もいるようです。 勤労感謝の日の教師版といった感じでしょうか。 こちらの学校では、特別授業が休みになるわけでもなく、パーティーなどが開かれるわけでもなく、ごくごく普通の一日でした。 去年担当した学生や今年から担当することになった学生が、携帯のメールを送ってくれるのですが、なんせ担当学生が多い分、一日中メールの返信に追われています(汗) 「教師節快楽!」=「教師の日、おめでとうございます」 うーん・・・おめでとうと言われても、なんて返せばいいのか困りますが(笑)、 でもやはり「いつもありがとうございます」という気持ちで送ってくれたメールを見るとうれしくなります☆ こちらこそ、いつもありがとう☆☆ 学生だけにとどまらず、マニアック旅行でお世話になった(なっている)タクシー運転手からもメールをいただいてしまいました。
新入生は入学後に「軍事訓練」というものがあります。
1グループが30人ぐらいで、それぞれに軍人の指導教官がついているようです。 行進、武術(?)の練習、隊列づくり・・・ など、軍事・・・というより集団意識づくりのような印象。
連日、早朝から イー!アール!!サン!!!スー!!!! (一!二!!三!!!四!!!!) という掛け声が聞こえてきたり。 夜は9時を過ぎても、拡声器からの教官の声が響いていたり。 運動会の行進時にかかるような音楽が延々流れていたり。
私の寮がある旧キャンパスに住んでいる学生は、専科生。 授業をしている新キャンパスに住んでいる学生は、本科生。 私が働いている学校では、専科生の軍事訓練姿はジャージですが、本科生は緑の軍服を着ます。 去年の新入生と教師の対面式の際、数百人の学生全員が軍服で、かなりの圧倒されました(汗)
そんな軍事訓練は9月下旬まで続いて、1年生の授業開始は10月から。 おかげで1年生の授業はかなり急ぎ足になります。
軍事訓練・・・日本の学校では絶対に見かけない光景です。
中国の学校は9月始まり。 いよいよ月曜日から新年度が始まります。 今日は新しい時間割をもらいに学校へ行ってきました。 担当クラスや時間割がわかるのが、授業開始の2日前だなんて・・・(涙) 時間割を受け取ると・・・ 今年度の担当も1年生と2年生の会話です。1年=2クラス、2年3クラスの計5クラス。 月曜日から木曜日まで、一時間目の授業(8時開始)です。 連日、朝の7時過ぎ出発だ~。 日本でも、毎日7時過ぎのバスで家を出ていたのですが、最近はのんびりした朝に慣れてしまいで少々不安です(汗) 日本人教師の不足で、昨年度より1クラス分(4時間)授業が増えました。 でも、契約書はそのまま。内密に?? 増えた時間数分、お給料も上がるそうですが・・・忘れられないように念押しをしておかなくては。 新学期。 新しい学生に出会えるのはうれしいけれど、やはり緊張します。。。 昨年度より成長した授業ができるように、心機一転、がんばります!