2024 11,24 10:14 |
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2007 04,08 21:26 |
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昨日は、西安の4つの大学で交流会が開かれました。
会場校になった大学には桜があるということで、お花見も兼ねて屋外で行われました。 お天気にも恵まれて、桜もきれいでした☆ 各大学から30人ずつ学生が出席をして、日本語を使って交流。 学生達は、自己紹介用に名刺を作成しました。 学生の選出や準備等は全て、学生の代表者に任せたのですが、やはり始まる前はいろいろと心配でした。 学生は時間通り来るのか?代表者の挨拶は準備できているのか?一年生も日本語で交流できるのか? ・・・などなど、不安は尽きません。 でも、いざ交流会が始まったら、学生の積極性と成長ぶりに驚くばかり。 初めは「先生!何を話したらいいのかわかりません(泣)」と言っていた学生も、時間が経つにつれて他大学の学生のところへどんどん行っていましたし、学生からも中国語は一切聞こえませんでした。 私が受け持っている二年生の学生に、一年生をうまくフォローするようにと言っておいたのですが、自然にペアを組み、うまくフォローしている姿には感動しました。 私の大学は、女子学生の数が圧倒的に多いので、他大学の男子学生との出会いを求めていた学生もなきにしもあらず・・・(笑) 「先生はどの人がいいと思いますか」 と真剣に聞いて来られ、笑ってしまいました(笑) 同じ西安にある大学とはいえ、大学の場所や時間を考えると、学生同士が交流することはなかなか簡単なことではありません。 今回、他大学の学生達と話すことで新しい友達ができたことはもちろん、お互いの日本語レベルや勉強内容を知ることでかなりの刺激になったはず。 実際に、交流会が終わった後届いた学生からのメールには すごくいい経験になった。うれしかった。 ・・・とありました。 私達教師も、自分の学生以外の学生の日本語を聞くことで、勉強になったことがたくさんあります。 またこのように学生同士の交流会が開けたらと思います。そして、教師達の交流会もどんどん開けたらいいのですが♪ PR |
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2007 04,06 23:33 |
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日本は4月に新年度が始まりますが、中国は9月始まりです。
4年生は6月に卒業式があります。 その卒業に関わる一大イベントといえば・・・卒業論文ですよね。 中国の大学も、これを締切日までに提出しなければ、卒業が認めてもらえません。 私が教えている大学は、日本語学科のクラスが一学年に7~9クラス、一クラス30人以上! 通常の授業を行う教師の人数も足りていないようですが、卒論指導が可能な教員も学生の人数に対して明らかに少ないらしく、今年は私達日本人教師にも指導の依頼がきました。 論文指導だなんて・・・私が指導してもらいたいぐらいなのに(汗) 日本語学科なので、原稿は全て日本語を使用。 テーマは、4年間日本語を勉強した中で興味を持ったものということで、日本に関係があれば、言語学、文学、文化、歴史、現代事情・・・特に問わないそうです。 私の担当は、6人。 テーマは ・終助詞からみる女性用語の衰弱 ・日本の姓名と中国の姓名の比較から中日文化を見る ・現代の若い女性言葉 ・謝りから見る中日文化の違い ・外来の諺からみる日本人の性格 ・日本語の擬声語と中国語の象声詞について ・・・と実にさまざま。 最終締切日は5月9日で、只今、第一稿の提出ラッシュです。 チェックは大変ですが、いろいろな視点からの日本語を見直すことができて、逆に勉強になっています。 そして、外国語である日本語で、よくここまで書いたなぁと、ただただ感心です。 が、どう考えても参考文献の切り貼りに思えるものも・・・(汗)誤字脱字の量が明らかに減るので、読んでいたら引用部分はすぐにわかるのですが、「論文」というからには何かしら自分なりの論がなくてはいけないので、そこにどうやったら導けるのか悩みます。。。もう時間もないことですし。 私が卒論を書いたのは○年前。あ~懐かしいです! 研究室の入り口に「卒業論文提出日まで、あと○日!」と日めくりカレンダーがかかっていたのを思い出します(笑) 当時は追い込まれているのは当然私達学生だと思っていましたが、今思うと、ゼミの教授は本当に大変な思いをされていたんだなぁと思います。 自分が卒論を執筆していた時もそうだったのですが、一度考え始めると常にそのことばかり考えてしまうので、今も姓名、終助詞、擬声語・・・色んな内容が頭の中をぐるぐる。。。。。。 *卒業論文提出日まで、あと32日! |
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2007 03,15 22:19 |
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インターネットが普及して、色々な情報が簡単に手に入る世の中ですが、私が担当している学生達にとったら日本はまだ見ぬ世界。
日本の若者について 最近の流行について 日本の大学について 日本人の考え方について ・・・ 日本に興味がある学生は、休み時間や授業の後、我先にと私のところへ走ってきます。 後期から、『日本社会』(中国人の先生が担当)という授業が始まったようで、2年生の学生の質問内容が少し変わってきました。 最近、この質問に悩まされています。 学生:日本でりんごの名産地を教えてください! 私 :青森県です。 学生:他には?? 私 :えっ(汗)長野県かな。 学生:5つ教えてください。 私 :うっ・・・。 学生:みかんが有名なところはどこですか? 私 :愛媛県が一番有名です。 学生:次はどこですか? 私 :静岡県・・・? 学生:その次は?? 私 :はうっ・・・。 ※その後、漁業バージョンも有り 学生:先生、日本の三大平野って何ですか? 学生:ひぃっ! 学生:先生、「食べず」は「食べない」の意味ですね。 私 :そうですよ。 学生:『負けず嫌い』の意味は・・・負けないことが嫌い・・・だから、勝つことが嫌いの意味ですか。 私 :いいえ、「他の人に負けることが特に嫌いな人のこと」ですよ。 (・・・あれ(汗)ちょっと待てよ・・・負けず=負けないことが嫌い。。。) 学生:負けることが嫌い・・・ですか。 私 :そうです。。。(あれーーー?!!(大汗)) ※↑その後、調べましたよぉ; 日本語が話せるだけでは、日本語教師になれない! この仕事の定説です。 確かに、単に日本語が母国語だからというだけでは教壇には立てないと思います。 教える・伝えるテクニックを身につけなくては・・・。 私もまだまだひよっ子。日々精進です。 ですが、最近、つくづく自分が 日本語が少し教えられるだけの日本語教師 だなぁ・・・と痛感します。 歴史、地理、政治、経済、伝統文化・・・ 日本人なのに、日本語教師なのに、日本のことを知らなさすぎる。。。 もっともっと、自分の国について勉強しなくては・・・! 学生の質問に冷や汗をかきながら、目が覚める思いです。 |
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2007 03,13 23:37 |
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私が教えている大学は、2つのキャンパスがあります。 |
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