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ストレス発散方法。自分自身の癒し方。 思いっきり寝る。犬と一緒に寝る。 好きな小説や漫画を読む。本屋に行く。音楽を聴く。 とにかく部屋を掃除をする。 マッサージをしてもらう。足ツボに行く。 母と買い物に行く。大好きな店のパフェを食べる。大好きな店のコーヒーを飲む。 ・・・といろいろありますが、西安に来てからはよく散歩をしています。 そして、とっておきのリフレッシュ方法もあるのです。 「陝西歴史博物館へ行く」=青銅器を見る。 気分転換をしたい時は、博物館の前を通るコースを散歩。 でも、相当煮詰まっている時など、スペシャルな癒しが必要な時は、チケットを購入して中に入ります。 実は、ここのところ丸一日仕事がないという土曜日がずっとありませんでした。 かなりストレスが溜まっていて、そろそろ限界。。。 というわけで、本日、歴史博物館に入館して参りました! 午後2時過ぎ到着。 春頃に始まった改修工事は、まだまだ終わる様子もなく、別館で展示してありました。 陝西歴史博物館は、4つの時代に分けて展示してあります。 1ブロック:史前~周 2ブロック:秦~漢 3ブロック:魏晋南北朝~隋唐 4ブロック:隋唐~宋元明清 一通り見終わったのが4時45分。気づいたら3時間近く経っていました(汗) 私の見学時間配分は、おそらくこんな感じだと思います。 1→2時間20分、2→15分、3→5分、4→5分 いえ、2~4の内容も好きなのですが・・・つい。。。 最後にもう一度1ブロックを見ようと戻ってみたら、お客さんが一人もいなくて物音一つしません。 こんな機会めったにないはず! そこで・・・カメラを取り出して、動画なんて撮ってしまいました。 まさに、館内を独占状態です。気分は最高潮。 あと少しでお目当ての青銅器を全部撮り終わる!・・・という所で、警備員に声をかけられました。 「お嬢さん、閉館ですよ。急いでください。」 最後の客は二度目の経験です。(一度目は3月) そして、今回は見事に電気まで消されました。。。 警備員の声、消される電気、鍵がかかるドア・・・カメラには見事に閉館の瞬間が納まっています。 今回も、またまた追い出されることになってしまいましたが、青銅器パワーのおかげでずいぶん癒されました☆ 次回は2~4ブロックも、じっくり見学することを誓います。
この時期、クラス対抗の試合が行われます。 1年生は綱引き、2年生はバスケの試合でした。 大縄という年もあったとのこと・・・バラエティー豊かですねぇ。 1年生の綱引き大会は、各クラス15人ずつ参加します。 男子学生は5人まで。 三試合して、先に二勝した方が勝ちです。 クラスの親睦を深めるためのレクリエーション・・・なんて軽々しいものではありません。 どのクラスも基本勝つ気満々、本気真剣勝負です。 円陣を組んで「絶対勝つぞー!おぉーー!!」と気合入れ。 笛の音と共に、それはもう、ものすごい形相で綱の引き合います。 応援もかなりのもの。綱が動くと同時に、応援チームもごっそり移動します。 担当クラスの試合があるということなので、見学に行きましたが、去年同様すごいパワーに圧倒されました。 ちょっと見学・・・のつもりが、気づいたら熱の入った応援になっているので不思議です。 勝った後は、みんなでハイタッチ&円陣。私も仲間入り。 1年生なのでまだまだ全然日本語が話せませんが、綱引きのおかげで交流できました。 ちなみに、「がんばれ」は中国語で「加油(jia you)」と言います。 ガソリンスタンドも「加油站」です。
中国で暖房といえば「暖気(nuan qi)」。 管にお湯を流すことで動かす暖房で、寮も学校も街のお店も、この暖気で部屋を暖めています。 お湯で暖房・・・何だか想像しにくいかもしれませんが、ものすごーく暖かいのです。 キッチンやバスルームにもついているので、部屋の中では寒さ知らず☆ 街に暖気工場があって、各省で暖気開始日が決まっているそうです。 ここ西安は、毎年11月15日から。今年も動き始めました。 この暖気、施設で一括して動かしているので、各部屋で自動調節することはできません。 朝から夜まで、常に稼動。 たまに暑いと感じることも・・・(汗) その分、乾燥もかなりのものです。 ただでさえ乾燥している西安ですが、暖気が動いているこの時期は部屋の空気はカラッカラ。夜乾した洗濯物は、朝には完全に乾いています。 乾燥対策に悩む季節になりました。。。 でも、寒い外から帰って来て、部屋に入った瞬間、部屋が暖まっていることに小さな幸せを感じます。 去年の一時帰国で実家に帰った時は、日本の家はなんて寒いんだっ!と怒りがこみ上げてきました(笑)
本日、ついに冬がやって来ました。 街中でもダウン姿を見かけます。私もすでに日本での真冬の格好になりました。 これから、もっと寒くなるのかと思うと憂鬱です。。。 この時期、西安は霧がよく発生します。 今日も、ただでさえ天気が悪いというのに、霧で太陽の光も届かず、日中も真っ暗でした。 30m先も見えにくいという視界。 学生と 「こんなに真っ白だと、前が見えないからバスに乗るのが怖いね~」 ・・・と冗談半分で話していたら 帰りに乗っていたバスが事故に遭いました。。。 バスの後ろに、路肩駐車していた乗用車が急発進してぶつかった(恐らく)という形でかなりのスピードが出ていたわけではなかったので、ケガ人はいませんでした。 それでも、乗用車の正面はボロボロ。 パトカーも来て、通行止めになってしまいました。 乗客の私達は、小雨が降る寒空の下に出され、しばらく放置されることに(涙) 西安に限らず、中国における車の運転の荒さはかなりのもの。 クラクションの多用、郊外の一般道路で時速100キロ、車同士が数センチの間隔で通り抜け、超スピードの追い越し・・・ いつ事故が起こってもおかしくありません。 今回の事故がこれぐらいで済んだのは、ある意味幸運だったのかもしれません。 バスやタクシーの運転手には、何よりも「安全第一」を心がけてもらいたいのですが・・・なかなか難しそうです。
日本で台湾人の先生の足ツボ治療に通っていました。 その痛さたるもの、想像を絶するものですが、治療後は信じられないくらい体調がよくなります。 先生の所で買った、ツボ押し棒は宝物です。 実家には、足ツボマッサージ機があります。 ある旅館で一目ぼれをして、わざわざ取り寄せた代物です。 電気屋で手に入るようなレベルのマッサージ機ではありませんっ! ・・・と大の足ツボ好きの私。 足裏の反射板(どこのツボが体のどこに繋がっているか)も、少しならわかります☆ こちらにも、街中で足ツボのお店があります。 時間は、だいたい60~90分コース。 料金は、店によって差があり、きれいでサービスがいい店なら100元ぐらいします。 寮の近くのマッサージ店は、小さい店ですが、70分25元(400円弱)から・・・と日本に比べて格安。 足ツボだけでなく、全身マッサージのメニューもあります。でも、足ツボコース内に腕や背中や腰も入っているので十分です。 値段は、足浴の内容で異なり、ミルク、薬草、ゼリータイプなど、いろいろ選べます。 日本で通っていたような本格治療タイプではなく、痛気持ちいい系ですが、疲れた時は十分癒されます。 一昨日行ったので、週末は体がすっきり☆ ただ、マッサージの際、気になる技術が一つ。 手をマッサージする時、手首を押されて血の流れを止められます。 そして、手のひらに吐息をかけられ、マッサージ師の髪の毛先でなでられる。。。 どんな効果があるでしょう・・・実に不思議です。
西安の空港は西安市ではなく、お隣の「咸陽(かんよう)」という所にあります。 西安市内から空港まではリムジンバスで一時間ぐらいです。 空港から咸陽市中心部までは、バスで4~50分だそうです。 もちろん、日本との行き来や来客の際の迎え&見送りで空港にはよく行くのですが、今まで咸陽市内には行ったことがなく・・・ 一週間前、初めて咸陽市内へ行って来ました。 咸陽に実家があるという学生の案内です☆ 私の寮から西安の端までバスに乗り、そこで咸陽行きのバスに乗り換えて50分ほど。 街は西安ほど大きくありませんが、きれいで落ち着いた雰囲気があり、住みやすそう。 食べ物などは、西安とほとんど同じとのことです。 午前中は街の中心部を少し案内してもらい、お昼前に「乾県」行きのバスに乗りました。 咸陽から乾県まではバスで約1時間。 車窓からの景色は一面のりんご畑です。 咸陽⇔乾県間にある「礼泉」という所は、りんごの名産地なのです。 ちょうど収穫真っ只中で、農家の家の前にはりんごがゴロゴロと山積みになっていました。 乾県のバスターミナルに到着。 なんと、学生の知り合いの方が車で迎えに来てくれました。 ◆永秦公主墓 永泰公主=唐の中宗の7番目の娘で、高宗と則天武后の孫娘。 地下の墓道には「待女図」という壁画があります。日本の高松塚古墳の壁画によく似ています。 ◆乾陵博物館 永秦公主墓の敷地内にあります。 乾陵付近から出土した文物が展示してあります。 ◆乾陵 唐の高宗と則天武后が葬られている。夫婦共に皇帝となり、その夫婦を合葬墓として葬っている陵墓は、中国の中でもここ乾陵だけだそうです。 乾陵には「無字碑」という何も書かれていない石碑があります。 これには ・自分の功績はとても文字で表現することはできない・・・と則天武后が考えた説 ・功績は自分で決めるのではなく、後の世の人々が決めることなので記さないと・・・と則天武后が考えた説 など、色々な説があるようです。 乾陵は小高い山ですが、参道などがある陵の敷地自体、かなりの高台にあります。 観光中は、中国語ガイドの説明を学生が聞き、辞書片手に日本語で私に通訳・・・ 専門用語だらけで、学生はかなり疲れたことと思います。。。 でも、おかげで思い出に残る日帰り旅行となりました!本当に感謝です!!