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朝晩はまだ肌寒く感じられますが、日中はだいぶ暖かくなりました。 季節が冬から春に移ると、街で売られる物も変わってきます。 秋口から冬にかけて、増える屋台といえば、「栗」「焼き芋」そして「糖葫芦」(tang hu lu=タンフールー)。 糖葫芦(タンフールー)とは、「サンザシ飴」のことで、 北京などの中国北部の伝統的なお菓子だそうですが、西安でもあちこちで売られています。 6~8個ほどのサンザシを串刺しにして、ドロドロに溶かした砂糖をからめます。 外の寒さで、砂糖はすぐに固まります。 日本の「りんご飴」のような感じ? 酸っぱいサンザシと甘い砂糖・・・正反対の味ですが相性はなかなか。 サンザシに切れ目を入れて、中にクルミを挟んであるものもあります。 定番はサンザシですが、他の果物を使った糖葫芦もたくさんあります。 苺、みかん、パイナップル、葡萄、キウイ、バナナ・・・プチトマトや山芋も! みかん+ぶどう・・・など、複数の果物を組み合わせてあったりもします。 おすすめは苺☆ 使っている果物によって値段は変わりますが、だいたい一本1元~5元ぐらいでしょうか。 気温が上がるとともに、糖葫芦の屋台だった場所が、 アイスクリーム屋やパイナップルの串刺し屋などに変わっていくので、季節の変わり目を感じます。 結局、山芋糖葫芦に挑戦することなく、冬が終わってしまいました(笑)
学食では紙コップのジュースが売られています。 小さいサイズは1杯1元(15円)。大きいサイズは3元(45元)。 オレンジジュース、コーラ、スプライト、ファンタが基本です。 さて、この季節にオレンジジュースを飲もうと思って店員にお金を渡すと、こんな質問をされます。 「温かいの?冷たいの?」 ・・・温かいの?? 何と、こちらでは、オレンジジュースが温かいんです! ホットオレンジジュースを最初に飲んだのは一昨年の秋。 湯気がたっているオレンジジュースを学生に手渡された時は、衝撃的でした。 でも、ホットレモンがあるのでホットオレンジもありなんでしょうか??
オレンジジュースだけではありません。 牛乳やヨーグルトは日本のような紙パックのものもありますが、ビニール製の袋(250ml程度)で売られてるものが多いです。 その袋を鍋の中のお湯に入れて・・・温めてあるんです。。。 ホットミルクは日本にもありますが・・・ホットヨーグルトは・・・まだ飲んだことがありません(汗) このように、冬の道端の売店では、牛乳やヨーグルトの袋、ペットボトルの水やお茶やジュースが入っている鍋をよく見かけます。
前期の授業も終わり、明日から期末試験期間に入ります! そして、中国のお正月(春節)の2月7日まであと一ヶ月。 中国では、お正月に食べる物も地域によって実にさまざまです。 大きく分けると北の地方では餃子、南の地方ではお餅(中国の)や団子を食べるそうです。 でも中にはどちらも食べないという地方もあるようで・・・同じ国でもこうも習慣が違うとは、本当に中国は広いなぁと感じます。 南の地方で食べられる団子のことを「湯園(tang yuan)」と言います。 「湯園」とは、ちょうど日本のお月見団子のような形と大きさで、もち米で作った皮の中に餡が入っています。 餡は、あんこ、黒ゴマ、ピーナッツ・・・など。 ※写真の餡はあんこ 「湯園」には家庭円満の意味がある縁起のよい食べ物として、家族そろってお正月に食べるようですが、 スーパーでは冷凍された物が売られていて、一年中手に入ります。 よくデザートとして食べられているようです。 お湯の中に冷凍湯園を入れて、3分ほど茹でたら出来上がり。 皮はプルプル&モチモチで、私のお気に入りです☆ 茹でたお湯と一緒に食べるのが中国風・・・とのこと。 便利でおいしいので、よく家の冷凍庫に入っています。 今年のお正月は、日本のお餅が食べられなかったので、湯園を食べておきました。 これで、今年は家庭円満のはずです!