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五丈原を後にして、宝鶏方面に戻る形で「釣魚台風景区」へ行きました。 ここは、周の文王が、釣りをしていた太公望と出会った場所とされていています。 風景区には川が流れていて、太公望が釣りをする際、実際に座っていたという石もあり、座った後として窪みも残っています。 川に沿って奥に進むと、いろいろな廟や建物があります。景色を楽しみながら全部回ろうと思ったら、たっぷり一日はかかるのではないでしょうか。 今回、ここを再訪した理由は二つ。 1.前回は真冬で川の水も凍っているほど。完全なオフシーズンで、風景区の奥まで進むことができなかったのでリベンジ。 2.太公望の廟にいる占いおじさんに再会して、一緒に撮った写真を渡す。 占いおじさんはすごく親切な方で、わかりやすい中国語で私達の占いを解説してくださり、「5月が一番いい季節だから、もう一度おいで」と言ってくださいました。 入り口をくぐると、まず太公望の白い像が建っているのですが、その像へ行く道の両側には歴代の有名な文官・武官の像が並んでいます。 ・・・・・・・何か違和感。 1月の時と様子が変です。よくよく見てみると、両側の文官・武官の像が白からブロンズ色に変わっているっ!それは見事にピカピカ光っています(汗) リニューアルでしょうか・・・いや~最初から驚かされました。。。 そうこうしているうちに大公殿に到着。 おじさんがいるか、ドキドキしながら廟を覗いてみると・・・ いらっしゃいましたー☆☆ 挨拶をすると 「覚えているよ~!○○(私の名前)と△△(友達の名前)だね!!」と、名前まで覚えていただいていました。 感動です・・・(涙) しかも、奥さんがわざわざ風景区の奥の超穴場スポット「太公望の静室」まで案内してくださいました!!船を使い山を登っていくので、二人だけだったら絶対に辿りつけなかったと思います。なんせ、途中でヘビが出てくるぐらいの場所ですから。 何度もお礼を言って、ご夫婦の写真を撮らせていただきました。 「必ずまた写真を届けに来ます」とお別れしました。私も友達もまた来る気満々です(笑) ちなみに、ここのトイレが、それまたすさまじいものだったのです。 当然、形式は「溝」・・・ですが、それだけではなく・・・何と言いますか・・・視覚的に色々な洗礼を受けました。また一歩、中華トイレに免疫ができたような気がします。。。
5月1日(火) 晴れ
9:00 出発 市の中心から約一時間ほどバスで行ったところにある「咸陽国際空港」へ。 飛行機に乗る・・・のではなく、空港から車で10分のところにある「周陵」へいくためです。 タクシーの運転手に「周陵(zhou ling)」と「昭陵(zhao ling)」を間違えられて、かなり遠回りになってしまいました。 周陵には、周の文王と武王のお墓と廟があり、お墓は小高い山になっています。 1月の旅行で訪れた時は全く人がいませんでしたが、今回は少しだけ見学に来ている人もいました。 お墓ということでご冥福をお祈りするため、武王陵の上で手を合わせていたら、下で畑仕事をしていたおじさんに「あそこで何をしていたの?」と不思議がられました。 14:30 「鐘楼」に到着。街の中心部なので普段の土日も人通りが多いですが、メーデーということで、この日の混雑はすごいものでした。 鐘楼から南へ行った通りでお昼ご飯。ナイチャ(ミルクティー)がおいしくて、軽食もとることができるお店です。時々使っています☆ 15:15 西安城壁の南門からバスに乗り、市街地の西南へ。目的地は「鎬京遺跡/豊京遺跡」と「西周車馬坑」。 ★鎬京遺跡/豊京遺跡・・・文王と武王が遷都して都をおいた場所。
★西周車馬坑・・・西周時代の馬車がそのままの形で発掘された場所。車輪や馬の骨もそのまま残っているとのこと。
どちらも観光地と全くの無縁なので、もちろんガイドブックにも載っていませんが、私達の直感によるとこの二つは近くにあるはずなのです!たぶん。。。地図に「鎬京」という駅があるので、そこで降りてみることにしました。 バスに揺られること50分・・・途中から大変な田舎道になってきました。バス停の表示もあるのかないのかわらない(汗)「鎬京」で降りてみると・・・デコボコ道の両側に店が少し並んでいるだけで何もない。。。 途方に暮れている暇もないので、会う人会う人に聞きまくり、やっと三輪バイクタクシーの運転手が「鎬京、わかるよ」とのことなので、連れて行ってもらうことにしました。(2人で4元) ・・・が、着いたところは「鎬京観」という仏教と道教と儒教を全部混ぜ合わせたような不思議な建物(無料)でした。まぁ、貴重なものが見られたので、これはこれでラッキーです☆
この鎬京観の前に座っていたおじさん3人から、「西周車馬坑」は302のバスの馬王駅にあるという、すばらしい情報を入手致しました!!
早速302のバスに乗り込み、馬王駅へ。(といっても、どこで降りたらいいのか見当がつきません;) 馬王方面へバスが向かっている途中、畑の中にポツンと一つの石碑が目に入りました。 その石碑には・・・ 鎬京遺跡 と書いてあるではありませんかっ!! あぁー!と思っている間にバスはどんどん進んでいきます。 そして、また石碑発見! 豊鎬遺跡 (*鎬京遺跡と豊京遺跡を合わせて豊鎬と言うそうです) !!!! 豊鎬遺跡の石碑近くでバスが止まったので、すぐさま下車しました。予定変更。「馬王」へは日を改めて再チャレンジです。 現在は麦畑が延々と続いているだけですが、今から3000年以上前に、ここに都があったのです。 夕暮れ時の麦畑を眺めながら散歩していたら、いつの間にか1時間以上歩いていました。 砂埃と汗と日焼けでボロボロになりましたが、忘れられない時間になりました。 この日は自分の動体視力に乾杯です☆ そして、いろいろと道を教えてくださった方々に感謝☆☆