2024 11,24 03:52 |
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2007 05,12 13:26 |
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五丈原を後にして、宝鶏方面に戻る形で「釣魚台風景区」へ行きました。 PR |
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2007 05,12 05:30 |
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5月3日(木) 晴れ
昨日は夕方までとてもいい天気だったのですが、夜になって急に雨が降り出しました。 次の日の天気が心配でしたが・・・見事に快晴☆ この日は6時半にホテルを出発。眉県(mei xian)行きの快速バスに乗りました。快速バスといっても、ワゴン車なのですが。 宝鶏から眉県の間にある「高店鎮」という所で降り、タクシーの王さんと待ち合わせです。 この場所は、以前の旅行時に王さんの車を見つけた場所です。 この快速バス、バス停の表示もなければ、バスの小姐も駅名を言ってくれないので、自分が降りる時は「降りまーす!」と言わなければなりません(汗) 高店鎮に到着すると、王さんは待っていてくれました。3ヶ月半ぶりの再会です☆ 確かに私達は「5月にまた来るよ」と言いましたが、まさか本当に来るとは思っていなかったんだろうなぁ~と、自分の行動ながら笑ってしまいました。 まずは、高店鎮から車で5分の小高い丘にある「五丈原 諸葛亮廟」へ連れて行ってもらいました。 三国志で有名な諸葛亮孔明の最期の土地です。といっても、周りは畑しかないのですが・・・それが五丈原です。 1月に行った時は 人っ子一人いない という表現がぴったりだったのですが、この日はたくさんの中国人でにぎわっていました。でもやはり、外国人の姿はありません! 真冬の五丈原は閑散としていて情緒あふれていましたが、初夏は新緑に包まれていてまた別の雰囲気が楽しめます。諸葛亮廟そのものも趣があり、とても気に入っています。 そして、ここのトイレが期待を裏切らないと言いますか・・・まさに中華式ニーハオトイレ。 溝そのもの!! ・・・でございます。 諸葛亮廟の外に「三国城」という建物があります。1月には完全閉鎖されていたのですが、今回は開いていたので入ってみることに。(他の観光客は見向きもせず;) 入り口でお金を払うと、電気のスイッチを入れるからちょっと待ってと言われました(汗) 中に入ると、三国志に出てくる場面を人形で紹介していました。あぁ!あの場面、あの場面♪・・・と進んでいくうちに・・・ ・・・?? 変なモンスターやらお化けの姿が。音楽も怪しげなものになってきました。 突然真横からお化けが飛び出し、本気でびっくりしました(@_@) 挙句の果てには、壁に「兇鬼」と手書きで書いてある始末。 三国志の紹介と油断させておいて、実はお化け屋敷だとは・・・恐るべし!三国城!! むぅ~さすがは頭脳派孔明だけあります。これも、孔明の罠なのでしょうか(笑) 丘をおり、今度は「諸葛泉」に行きました。孔明が手を洗った場所・・・だそうですが、村のおばさん達が洗濯をしていました。 諸葛泉の上に廟があり、その廟を抜けるとどんどん道が続いています。 上から降りて来た人に、上に何があるのか聞いてみると、「廟がある」とのこと。 一体何の廟なのか・・・汗だくになりながら期待に胸を膨らませて上っていくと・・・ さきほど行った「諸葛亮廟」が。。。 一度降りた丘を、別のルートでまた上ってきたようです(爆笑) でも、おかげできれいな景色が見られたし、一日に五丈原から諸葛亮廟までを二往復するという貴重な体験ができました(笑) |
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2007 05,11 23:54 |
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お昼頃に宝鶏のホテルにチェックイン。ホテルは宝鶏一番のメインストリートにあります。
宝鶏は西安より大きくはないものの、小ぢんまりとまとまっているステキな街です。 何よりも、市内に黄河の支流の渭水が流れていて、その河を渡る橋がかかっているところが何とも言えません♪ ホテルから市バスで10分、「青銅器博物館」に到着です。 宝鶏は「青銅器の郷」 と言われているほど、周辺からはたくさんの青銅器が発掘されています。 この博物館に展示されているほとんどのものが、宝鶏周辺から出土された青銅器・・・という、青銅器好きの私達には夢のような建物です。建物の形も青銅器の「鼎」の形をモチーフにしているそうです。 ←青銅器博物館正面 2回目の観光にも関わらず、バシバシ写真を撮りまくりました。(文化財保護のため、ほとんどフラッシュは使わないようにしています) だって、すごいんです!見たことがないような青銅器ばかりが並んでいるのです☆ 2人でいろいろな角度から青銅器を撮影・・・傍から見ると、かなり異様な光景のはず。 完全に浮いている私達。この時のテンションの高さは尋常ではなかったことと思います。 お土産屋のおじさんにも「ここへ来るの二回目?」と聞かれました・・・変な日本人はおじさんの脳裏に焼きついていたようです(汗) たっぷりと青銅器を堪能した後、「金台観」という道教の建物に向かいました。 小高い場所にあるので、街を一望することができます。 ガイドブックによると、ここに民族博物館がある・・・とのことなのですが、それらしき建物は見当たりません。(不思議な写真館ならありましたが。) 帰りがけ、入り口のおばあさんに聞いてみると 「なくなったよ」と一言。 ・・・いくら探しても見つからないわけですね(汗) 金台観からホテルまではそんなに遠くないので、歩いて帰りました。 この日、前回の旅行でお世話になったタクシーの運転手さん(日記で紹介)に、携帯のメールで明日と明後日の一日チャーターを相談したところ、OKという返事が届きました☆ うれしいことに、友達価格です(笑) これで、足は確保!今回もマニアック観光が実行できそうです。 |
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2007 05,10 22:43 |
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5月2日(水) 晴れ
朝イチに家を出て、宝鶏行きのバスに乗りました。 西安駅(列車)の近くにバスターミナルがあり、各方面の高速バスが出ています。 宝鶏は西安の隣の市なので、バスで2~3時間です。 西安市街地を出て高速に入ると、高速の両側には麦とネギ畑が広がります。 1月は、目に入る景色が全て茶色でしたが、やはり初夏は緑がたくさんあって気持ちがいいものです☆ 中国の高速バスは、高速道路のど真ん中で人が待っていて、その人たちを乗せていくんです。高速道路で停車・・・日本では考えられませんよね。。。 普通に路肩を歩いている人も見かけます(汗) 今回も、高速にも関わらず、どんどん人が乗ってきました。 1時間ちょっと走った頃、急にバスが止まりました。前の車も渋滞しています。 どうやら事故のようで、パトカーもやって来ましたが、40分ほどで車が流れ始めました。 普通なら、宝鶏行きのバスは途中トイレ休憩はないのですが、今回は渋滞していたからでしょうか・・・ガソリンスタンドでトイレのために止まりました。 友達がトイレに行っている間、私は荷物番としてバスに残っていました。 バスの小姐が私の所にやってきて、「あと一人、まだ戻ってきてないの?」と聞いてきたので、「そう」と答えたのですが・・・ 信じられないことに、バスのドアを閉めて発車!!? えーーー?!!!! びっくりして、「ちょっと待ってーー!!」と言いましたが、待ったのは30秒。本当にちょっとです(汗)小姐いはく・・・「もう待てない」 私 :「トイレに行っているから、すぐ戻る」 小姐:「じゃ、電話をかけてよ」 私 :「友達は電話をもっていない」(トイレのために携帯を持ってでませんよね;) 小姐:「じゃ、発車する」 ・・・・・・・あり得ないっ!!<(`^´)> 私は、自分で短気な所があると思っています。が、他人に感情をぶつけることは滅多にありません。 中国に来てからは、はぁ?! えぇ!? なんでー?? と思うことは多々ありましたが、まぁしょうがないか~・・・という精神で、本気で怒ったことはありません。「郷に入れば郷に従え」という言葉もありますし。 でも!今回はさすがに私の火山も噴火っっ!! 「私達はお金を払ってこのバスに乗ったんだ。私達を宝鶏へ連れて行くのが仕事でしょ!」 「何のためにここで止まったの?トイレのためでしょ?だったら、今、私の友達を待つのは当然のこと!」 それでも、小姐は「時間がない」と一点張り。運転手もバスを動かします。 むぅぅぅっっーー!!!!! 「今、彼女を待つのがあなた達の仕事だーーーー!!!!」と叫びました。 さすがに、周囲の乗客も同情してくれたのでしょうか。 「彼女は電話を持っていないの?」とか「あと少し待とうよ」と声を掛けてくれました。 が、小姐は運転手に発車の合図を出すではありませんか~。 きぃぃぃっっーーー!!負けてたまるかっ!!!! 私も貴重品の鞄を二つ持って(この際大きい荷物は取られても構いません;)、乗車口立ち、片足をバスの中に、片足をバスの外に出して、ドアが閉まるのを断固阻止。 その姿、冷静に考えるとすさまじかったことと思います(恥) そうこうしているうちに、友達が戻ってきて・・・ 私達は無事に宝鶏に着くことができました。 ふ~・・・宝鶏への道はなかなかに厳しかったです(苦笑) |
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2007 05,10 10:23 |
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5月1日(火) 晴れ
★西周車馬坑・・・西周時代の馬車がそのままの形で発掘された場所。車輪や馬の骨もそのまま残っているとのこと。 どちらも観光地と全くの無縁なので、もちろんガイドブックにも載っていませんが、私達の直感によるとこの二つは近くにあるはずなのです!たぶん。。。地図に「鎬京」という駅があるので、そこで降りてみることにしました。
早速302のバスに乗り込み、馬王駅へ。(といっても、どこで降りたらいいのか見当がつきません;) |
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2007 05,07 09:59 |
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4月30日からのゴールデンウィークの旅行が無事に終わりました。
今回の旅行で訪れた場所は、実は2回目の場所が多いのです。 なぜかと言いますと・・・ 今年1月、大学が冬休みに入り一時帰国をする前に、友達が西安へ遊びに来ました。 彼女とは高校時代で意気投合して、それ以来ずっとずっと仲良くさせてもらっている親友です。 中国の長い歴史の中でも、私と彼女が一番興味があるのは「殷周時代」。今の陝西省や河南省のあたりが舞台です。 高校時代から、いつかこの時代に関わる土地へ行きたいね~などと話していたのですが、10年後に自分が陝西省の西安に赴任することになり、チャンス到来! 季節は真冬。 行き先は「西安周辺」と「宝鶏(西安の隣の市)周辺」。 おそらく、観光として宝鶏へ行く日本人はほとんどいないと思います。 完全なオフシーズンの中、マイナースポット巡りの二人旅が始まりました。 ・・・が、ガイドブックに載っていないような土地で、しかもオフシーズン。想像以上に閑散としていました。最初の大きな衝撃は「五丈原」。三国志で有名な、諸葛亮孔明最期の地です。 「五丈原の諸葛亮廟へ行くには、高店鎮(←村の名前)でバスを降りてタクシーで5分」 と書いてあったので、その通り宝鶏でバスに乗り高店鎮で降りたのですが・・・タクシーどころか人がほとんどいません~(汗)車の代わりに馬が歩いていました。。。 これは果たしてちゃんと宝鶏へ帰れるのか・・・(汗) と、途方に暮れていたその時!一台のタクシーが50m先を通過!! このタクシーを逃したら100%次はないと悟った私達は、全速力で追いかけて、窓にしがみつきながら交渉をし、無事に1日チャーターをすることができました。 タクシーの運転手さんは 王さん といって、私達より2歳年下だったのですが、運転テクニックはかなりのもの。次の日もお願いして、1日付き合ってもらうことになりました。 2日間一緒にいると、中国ではもう「友達」になります(笑) もちろん、王運転手は中国語(しかも時々方言)しか話せませんが、私達の下手な中国語でなんとか交流できました。タクシーの運転だけではなく、食事・写真・ガイド・・・色々お世話になり、おかげでとても充実した旅行になりました☆ でも、限られた時間の中とあまりの極寒のため、あまりゆっくりと見ることができなかったり・・・ 寒さでカメラのバッテリーがあがったり・・・ 勉強不足でよくわからなかったことがあったり・・・ 心残りの部分がたくさんあったので、5月のゴールデンウィークに、絶対に再訪しよう!! と友達と約束しました。 そんなわけで、ごく自然に今回の旅行が決定したのでした。 |
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2007 03,26 23:22 |
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高校時代から虜になった、中国古代史。
その関係で青銅器を見ると胸が高鳴る・・・と、我ながらかなりのマニアック具合です。 (一応隠れ青銅器ファンだったのですが・・・最近そうでもない気が。。。) 大学時代は、日帰りで広島まで「中国文明展」の青銅器を見に行ってしまいました。 そんな私にとって、青銅器が山ほど陳列されている西安の「陝西歴史博物館」はまさにメッカ!歩いて20分の場所にあるので、散歩の際はいつも前を通って、建物を拝んでおります(笑) ここへ来ると、元気になれるんです。本当に(笑) さて、先週の土曜日は西安では珍しく青空が広がって、気温もぐんと上がりました。 やるべきことはたくさんあったのですが・・・部屋に閉じこもっていてはもったいない!ということで、お散歩へ。 いつものように、博物館前に立ってぼんやりとしていたのですが・・・突然中に入りたい衝動に駆られたのです。 チケット一枚購入! 実は中に入るのは、これで5回目です。 驚いたことに、建物内が改修工事されていて、いつもとは違う場所に展示されていました。 陳列の様子も、少し簡略されているような気がします。 時間の拘束もないし、せっかくお金を払って中に入っているのだから、じっくり見ないわけにはいきません! 観光客が早足で通り過ぎていく中、ガラスケースにへばりついてあらゆる角度から覗き込む女一人。 館内の椅子に座って、周囲を眺めながら悦に入っている女一人。 うーん・・・冷静に考えると、ちょっと怪しい姿かもしれません(汗) 3往復目の途中に、警備員が近づいてきました。 もしや挙動不審と思われている?!!(汗) 「お嬢さん、もうすぐ閉館なんですけど」 時計を見ると、17時25分でした。 ・・・いつの間にっ!! 本当は閉館時間まであと5分あったのですが、「あなたが最後の客なんだよ」と言われてしまいまい、しぶしぶ出口へ向かいました。まだまだ見足りませんが、また今度来ることにします。 見たい時に、いつでも本物を見に行ける・・・なんて贅沢な環境なんでしょう! 今回も、たっぷり博物館パワーをもらってきました☆ あぁ・・・今日は趣味に走った日記になってしまいました。。。 |
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